プロフィール

荒井 裕国 Arai Hirokuni, MD

学会・資格:
心臓血管外科専門医修練指導者、心臓血管外科専門医、胸部外科学会指導医、外科学会指導医、外科専門医、認定植込型補助人工心臓実施医

1982年3月に東京医科歯科大学医学部医学科を卒業し、東京医科歯科大学第二外科に入局後した。1983年4月より鈴木章夫先生の主催する胸部外科に初代研修医として入局し,1985年8月より土浦協同病院で,1986年9月より本学胸部外科で医員として,1988年8月からは胸部外科助手として研鑽を積んだ。1989年5月より米国セントルイス大学で研究員として2年間留学し,心臓・心肺移植の基礎研究のみならず,心臓移植・人工心臓のチームに加わり,臨床にも従事した。1991年6月に本学へ戻り、医局長として教室運営の中心的役割を果たした。1994年2月より長野県厚生連北信総合病院の心臓血管外科部長として赴任し,6年間に渡り地域医療へ多大な貢献をした。独自の工夫により人工心肺非使用心拍動下冠動脈バイパス術を成功させ、先駆的な手術として新聞でも紹介された。長野に赴任中の1995年3月に心肺移植時の肺急性拒絶反応を低侵襲に診断するための核医学的検査についての研究により学位を取得した。2000年4月に胸部外科講師として大学に戻り(翌年診療科名変更に伴い心臓肺外科講師として再置換),2007年12月に東京医科歯科大学大学院心肺機能外科教授に就任した。2010年からは呼吸器外科講座の開設に伴う講座名変更に伴い心臓血管外科教授として再置換され、臨床、研究、教育、学会活動と幅広く従事した。2019年4月より東京医科歯科大学医学部附属病院副院長に就任した。